8/5、8/6と認知症サポート医の研修会に出席した。

基本、座学中心ですが、認知症の診断、治療、介護保険の制度など、再確認事項も含めて勉強になった。

そもそも、認知症サポート医とは、何か。
厚生労働省のホームページから引用させていただくと

(1)都道府県・指定都市医師会を単位とした、かかりつけ医を対象とした認知症対応力の向上を図るための研修の企画立案

(2)かかりつけ医の認知症診断等に関する相談役・アドバイザーとなるほか、他の認知症サポート医(推進医師)との連携体制の構築

(3)各地域医師会と地域包括支援センターとの連携づくりへの協力

地域における「連携」の推進役を期待されている

である。

端的に言うと、認知症サポート医が、地域包括支援センターと連携して、認知症専門医とかかりつけ医の架け橋になろうというものである。


しかし、認知症は、医療だけでなんとかなるものでなく、介護を含めた多職種の協力が不可欠である。しかし、その連携も、事実上、簡単なことではない。今後、患者様が増えることが、予想されるため、認知症サポーターを含めた、地域ぐるみの手助け、連携が必要である。また、これが1番正しいという答えがあるわけでもない。構想はあるが、手探り状態である。


当院では、物忘れ外来も設置しました。

この今すぐどうにもできない問題山積の状態に対して、もの忘れ外来や、認知症サポート医を通して、1つ1つコツコツと解決していき、患者様にとって一番いい方法を模索していきたいです。



整形外科と理学療法士によるリハビリテーションに加え、内科診療を加えた総合診療を提供する葛飾区細田の黒木整形外科内科クリニックです。
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